書くとたいしたことは無いのですが、VCにあまりなじみが無い人は(NANRIみたいに)分からないってこともあるでしょうから。
以下のものを準備します
その他、あったら便利なものとしてはUnixのコマンドが少々(rmとかpatchとか)
まずは普通にコンパイルできるようにします。
普通にコンパイルできる状態になったら00READMEにあるようにコマンドプロンプトで「nmake CFG=d」を実行します。
「nmake CFG=d」を実行
正常に終了すると xyzzy/src/d/ 以下にデバッグ用のxyzzy.exeができます。
必要なのは「xyzzy.exe」と「xyzzy.pdb」
普通のxyzzyを展開した場所にデバッグ用の xyzzy.exe を持ってきます。ついでにデバッグ情報の xyzzy.pdb も持ってきます。
/xyzzy/ ├ xyzzy.exe <= 置き換える ├ xyzzy.pdb <= 持ってくる ├ xyzzycli.exe ├ xyzzyenv.exe ├ etc/ ├ html/ ├ info/ ├ lisp/ ├ privctrl/ └ src/ ├ d/ ├ r/ ├ res/ ├ unicode/ └ zlib/
んで、xyzzy実行。XYZZYHOMEを設定している場合は ~/.xyzzy をロードするので注意。エラーが出るかもしれないってだけですが。
デバッガを起動。
メニューから「プロセスにアタッチ」を選択。
メニューから選択してみます
xyzzyのプロセスを選択。
説明のためxyzzyのタイトルを変えています
プロセスにアタッチできたので、関数にブレークポイントを仕込みます。
メニューから選択してみます
今回は「Format::process」にブレークポイントを作成しました
正常に作成されるとこんな感じで表示されます
その関数をてきとーに実行。するとブレークポイントで停止します。
「Format::process」に入ったところで停止
あとはステップオーバー、ステップイン、ステップアウト、続行などなど、ご自由に。